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2025-09-25

モバイルバッテリー火災は誰のせいか

スマホの普及とともに、モバイルバッテリーは「必需品」となった。電車に乗れば誰かが充電ケーブルを伸ばしているし、コンビニには当たり前のようにモバイルバッテリーが売られている。

でも冷静に考えてみると、こんな不自然光景は昔はなかった。ガラケー時代電池劣化してもカパッと裏蓋を開けて交換できた。予備電池を持ち歩く人もいたが、それは「旅行用の予備」くらいの意味合いだった。

ところが今や、スマホバッテリーユーザーが交換できない。交換するならメーカー修理、しかも数万円かかる。街の修理屋に持ち込んでも結局は数千円〜数万円。結果、ヘタった電池を抱えたまま使う人が大多数になった。

その延命策として普及したのが、モバイルバッテリーだ。安価で容量だけは大きい製品が爆発的に売れた。だがその裏で粗悪品による発火・火災事故が頻発している。つまり本来メーカーが内部で責任を持って管理すべきリチウムイオン電池リスクを、外部アクセサリに丸投げした格好だ。

とりわけApple責任は重い。

正規バッテリー交換は高額

内部構造意図的ユーザーが触れないよう設計

しかも性能劣化理由本体買い替えを促す

これでは「モバイルバッテリーに頼るしかない」方向へと消費者を追い込んでいる。

火を吹くのは粗悪モバイルバッテリーだが、その原因を作ったのは、着脱式バッテリーを切り捨てた大手メーカーの都合ではないかユーザーにとっては「スマホ本体燃えるか、モバイルバッテリー燃えるか」の二択を押し付けられているに等しい。

結局のところ、モバイルバッテリーがここまで「流行」したのは必然ではなく、メーカー戦略が生んだ副作用だったのだろう。

Permalink |記事への反応(2) | 13:55

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記事への反応 -
  • 👦「やーいこいつ天声人語のまねっこしてんのー」

  • スマホのバッテリーを交換すると電波法違反になる、という通知を出した総務省が悪い ところで消防庁は総務省直属の機関だね

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