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2025-09-19

現代ガイア教が勝った時代

[ハルマゲドン時代に『真・女神転生』をプレイする](https://blog.tinect.jp/?p=90178 )

を呼んだ感想

発売直後ではないが、真・女神転生の1, 2, ifぐらいまではかなりやった。あと女神異聞録ペルソナ

ドラクエ的な完全懲悪とは違う世界観。神、悪魔、そしてそれを使役するということ。世界崩壊。それらが中二病的な心にバチッとはまった。

人の見方とか宗教に対するスタンスとか、今に至るまでおそらく結構影響を受けていると思う。

そんなわけで俺は正義の心が燃え上がるときに「アクマをころしてへいきなの?」と囁いてクールダウンさせるネコマタを脳内に飼っている。うらやましいだろう。

余談はともかく冒頭の記事であるメガテンに絡めてシロクマ先生が当時の世相とか現代の世相とかに言及している。

だけどちょっと違うかなー、と思う部分もあって書きはじめてしまった。

当時の世相はまあそうだろう。そんな感じだった気がする。

俺はシロクマ先生より幾分か若く、オウム真理教に関してはリコーダーを吹く側の人間であったが、

当時の世相に世紀末というのは欠かせない要素であった。

それはそれとして現代である

シロクマ先生既存の秩序とそれに対しての反発としてメシア教徒ガイア教徒を例に挙げ、

グローバル資本主義に根差した秩序(メシア教)

既存の秩序に多かれ少なかれ反抗心を持ち日本の伝統親和的陣営ガイア教)

というような印象を語っている。

シロクマ先生ガイア教徒とみなすような勢力はおぼろげながら浮かんでくる。

かにそのように表現したくなる気持ちもわからないではないが、よくよく考えてみると反移民であるとか、排外主義伝統的な価値観大事にしようみたいなのは色違いメシア教だ。

そもそもメシア自体、大破壊後に台頭した宗教である

そう考えると、シロクマ先生の言うグローバル資本主義に根差した秩序というのはどうだろう。

秩序とは名のつくものの、資本こそが力であり、力のある者が偉く、競争自由だ。というのがベースだ。

これはガイア教の考え方そのものと言っても過言ではない。

というようなところまでブコメで書いたのだが、その後に面白い考えが浮かんでしまった。

LGBTだとかフェミニズムだとか現代ではポリティカルコレクトネスと呼ばれているような思想

『正しい』とされると、秩序のように思ってしまうが、しかし「ゲイだっていいじゃん、トランスだっていいじゃん。女だからって女らしくする必要ある?」

これらってカオス的な考え方だ。封建社会奴隷制度、宗教。そういう既存の秩序と対決するものである

翻ってガイアであるが、力こそ全てであると共に、そもそもメシアから悪魔として排斥された異教の神々とも共存しよう。というのが思想ベースになっている。

自由平等差別は良くない。現代思想の根幹である。つまり現代ガイア教が勝った時代なんだなあ。

本来カオスであるはずの思想が『コレクト=正しい』というロウっぽい立場を得てしまたことで色々歪んでしまったのかもしれない。

あらたメシア教が台頭するのも無理からぬこである。と思った次第です。

何はともあれ結論としてはシロクマ先生と同じである

メガテンはいいぞ。

Permalink |記事への反応(4) | 13:25

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