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2025-08-29

家なしララ氏のFF14評で気になること

家なしララ氏は自身が高難易度プレイヤーであり、さら解説動画制作するほど高難易度志向です。そのため「毎パッチ、絶と零式さえあれば満足」という考えも理解できますし、FF14開発チームや吉田PDも同じ方向性を持っていることは、7.0以降の高難易度重視の流れからも明らかです。

MMORPGにおける高難易度コンテンツは、ゲームヒエラルキーの根幹を成しています。これが存在しなければシステム自体が成立しません。そして、このヒエラルキー特殊性ゆえに、FF14でいう「絶」 「零式」 「滅」といった高難易度コンテンツは、全員がクリアできてはいけない性質を持っています。これはPvPにおいて全員が勝者になれないのと同じです。幸福番長統計が正しければ、約3分の2のプレイヤークリアできないからこそ、そこにヒエラルキーとしての価値が生まれるのです。

しか問題は、FF14が月額課金であるという点にあります。高難易度コンテンツの開発コストは、実際には「そのコンテンツを遊べない」カジュアル層の課金によって支えられているのです。ここに搾取的な構造存在します。

ところが、家なしララ氏の論点にはこの視点が抜け落ちています。氏は「コンテンツ寿命を延ばすための高難易度化だ」と主張しますが、カジュアル層を切り捨ててしまえば、インカムじわじわ減少し、結果的ゲーム開発の継続は困難になります。そして残った高難易度志向プレイヤー同士で新たなヒエラルキーを構築するために、再び「3分の1程度しかクリアできない」さらなる高難易度コンテンツが追加されるのです。

この「高難易度による選別」は、シューティング音ゲーといったジャンルでも普遍的に見られる現象であり、シリーズが長期化すれば必然的に起こります

難易度路線に舵を切り、不可逆な変化が始まったFF14を今後どのように運営していくのか。非常に興味深く見守っています

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