Movatterモバイル変換


[0]ホーム

URL:


はてラボはてな匿名ダイアリー
ようこそ ゲスト さんログインユーザー登録
< [今日のAI] |■ >

2025-08-26

便乗でJICA(というか海外協力隊)への過去恨み節をかく

20年以上前の話

青年海外協力隊おっさんが父に商談をもちかけてきた

中南米農場支援をずっとやってて、その農業生産物日本販売したいという

父はそれに乗って出資し、おっさんは毎月固定給

国内販売業務はこちらでやり、おっさんは年間の殆ど海外

 

最初の数年は儲かったそう

が、次第に儲からなくなる。主に「モノがなかなか入ってこない」のが理由

後でわかったのだが日本以外の販路拡大日本向けに回す数が足りなくなっていた

しばらくして農場が天候災害で壊滅的被害を受け、いよいよモノが入らなくなる

おっさん固定給払ってるのに売上ないんだから赤字

 

おっさんに今後の見通しを聞いても、会社販売の話が返ってこない

おっさん海外協力であれをやりこれをやり、の話ばかり

そのうちの半分以上、うちを通したビジネスの話と関係ない

まり固定給で働いてるけど労働時間の半分はうちと関係ない仕事をしていた

それどころか、件の産物日本以外の販路拡大自体おっさんが率先してやっていた

まり給料を貰っといて売上と関係ない仕事時間を使い、さらには売上を減らすほうに動く、利益相反をやってた

そのほうが現地が儲かるから日本バブル終了し次第に「買い負け」していく時代の流れもあった)

そのことを詰めて、この先どうすんだと聞いたら逆に「もっと出資してくれ」 「報酬もっと上げてくれ」と始まった

父(というか隣で聴いてた母が主に)絶句

事業終了とあいなった

 

あくまで「元」であり、JICAは直接は関係ない

が、ボランティア脳というのはこういう人たちなのだと判らされる

営業マンが得意先の気持ちのいい話ばかりして、自社に赤字垂れ流させるのに似てる

 

本人は「よいこと」をしてるつもりなのだ

まれた国に生まれたから、恵まれてない国のためにがんばる

それを他人にも要求し、他人の金を使うことに慣れている

継続してくための金回りのことは考えない

本人はそれで「やりがい」を得てハッピー

 

実際、ボランティアはそのぐらい厚かましくないと成り立たないと思う

普通の人がやらないことをやる、というだけで面の皮の厚さが要る

そこに金を使うとなれば、さらに厚かましく振る舞ってみせる態度が要る

そんなことを通常の感覚と両立してやれる凄い優秀な人もいるだろう

けど、半分以上は、そもそも通常の感覚がぶっ壊れててボランティア活動必要な厚かましさがデフォルトな人たちか、

活動してるうちに通常の感覚が擦り切れてしまった人たち、なのだろう

 

Permalink |記事への反応(0) | 10:23

このエントリーをはてなブックマークに追加ツイートシェア

記事への反応 -

記事への反応(ブックマークコメント)

全てのコメントを見る

人気エントリ

注目エントリ

ログインユーザー登録
ようこそ ゲスト さん
Copyright (C) 2001-2025 hatena. All Rights Reserved.

[8]ページ先頭

©2009-2025 Movatter.jp