部活のアイツが輝いて見えた時。
増えすぎたRE:Re:RE:Re:を全部消して無題のメールを送信する時。
アイツに好きだと伝えた時。
好きとかよくわからないと返ってきて、希望はあると気付いた時。
アイツと川沿いのウッドデッキでおしゃべりする時。
アイツと初めてキスをした時。
アイツからの誕生日プレゼントの包装の底から2枚目の手紙が出てきて、好きですと書いてあった時。
彼女の初めてをもらった時。
病んだ俺に彼女がよしよししてくれた時。
更に病んだ俺が他校のポプ子と遊びに行って、どろどろに愛し合い、「二人だけのひみつ」と囁かれた時。
彼女がいっぱい愛してと俺をつかまえてきた時。
彼女と二人で学校をサボり、しれっと学校に忍び込んで部活をした時。
文化祭で彼女がゲームの最推しの子のコスプレをして俺の前に現れた時。
ピピ美に先輩愛してますと囁かれた時。
都会のデカい祭りに彼女ポプ子ピピ美とそれぞれ別々に行って、それぞれに愛された時。
メンブレして破局していたポプ子、マチアプで作った彼氏じゃ満足できないと俺を求めてきた時。
俺に会えないあまり、普段は受け手な彼女が直接的に求めてきた時。
一人でやってきたポプ子を、今からでも真人間になってみようと決意して車で彼氏の下に送り返した時。
つたないプロポーズにむくれながらも、彼女がいいよと言ってくれた時。
彼女が嫁になった時。
病んだ俺のために、嫁が旅行を早く切り上げて帰ってきてくれた時。
寝床に入ると先に寝ていた嫁が抱きしめてくる時。
友人に勧められたラノベで腐った青春の追体験をし、眠れない俺を嫁がよしよしして寝かしつけてくれる時。