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< anond:20250628074632 |襟ってすごい >

2025-06-28

ガンダムジークアクス、ってガンダム版「大甲子園」みたいにすればよかったのにね。

なんでへんな遠慮してしまったんだろう?

大甲子園というのは故水島新司先生作品で、

水島新司先生は数々の野球漫画でヒットを飛ばし漫画家

水島先生は数多くの野球漫画を手掛けたが、

その野球漫画はそれぞれが独立していて一つの世界ではなかった。

それを水島先生は「ドカベン」の続編という形で

その後の山田太郎主人公に据えつつ、

その他の水島野球漫画の登場キャラクターを次々と登場させ、

共演させ、水島ワールド集大成として描きあげた。

このような手法は、漫画界に影響を与えその後巨匠永井豪先生

バイオレンジャックにおいて

過去自分漫画キャラクターを多数共演させつつ

デビルマンという作品の未消化になっていたテーマ昇華させるという大作品に仕立て上げている。

ガンダムにおいても、このような手法が使えることは言うまでもない。

それまでの歴代ガンダムキャラクーが総登場して、興奮を覚えないガンダムファンは皆無だ。

それはまさにガンダムジークアクスにおいても一部証明している。

ただジークアクスにおいては、とてつもなく遠慮がちにバスク・オムだとか黒い三連星など、

比較的いじってもあんまり怒られないような人物ばかり登場させている。

もちろん主要登場人物シャアや、シャリア・ブル、キシリア、などはガッツリと登場しているが、

それと「大甲子園」的な流れとはまた別物と思える。

この人たちはもともと世界線が共通した存在

その枠の中で「IFの世界」をただ作り出しているだけなのだ

そうではなくて、それぞれ時代が大きズレた登場キャラクター

あるいは東方不敗のような全く世界が違うキャラ

そしてツインサテライトキャノンのような最強のガンダム兵器を登場させることで

魅せる物語も作れたはずなのになぜそれをしなかったのか?

なんというか賛否が激しい作品と評されるガンダムジークアクスだが、

から見れば、かなり小粒で、出来るだけ色んな人を怒らせないように、

極めて慎重に、遠慮がちに、小さくまとめた作品と言わざるを得ない。

いったい誰に、何に、遠慮したのか?

あるいはそもそもガンダム大甲子園を構想するほどの時間スケジュール的に難しかったのか?

そもそもガンダム大甲子園をつくるほどにガンダム好きな人たちがスタッフにいなかったのか。

あるいは結局それを作っても、ガンダムも登場するバンダイゲームスーパーロボット大戦になるだけだからそれを避けたのか?

でも真のガンダム大甲子園は決してスーパーロボット大戦付録のようなものとはならない。

やはり、それほどガンダムに対して熱い思いがない人たちが

手癖で作ったようなアニメ

しかいいようがない。

なんかジークアクスってすごく手慣れてるし高度なテクをつかってるけど

「手癖感」が酷いのだ。

いつものやり方で、ありもの材料を使って、ガンダム料理してみました、

って印象が強い。

なんというか、一線を越える踏み込み、みたいなものが足りてないのだ。

制作者の気合というかな?

世界を敵に回してでもこれを作り上げてやる!!

みたいな心意気がない。

それこそがいわゆる富野アニメにはあるもので、ガンダム的なものの核に存在するものなのだが。

Permalink |記事への反応(2) | 07:46

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記事への反応 -
  • そのアイデア、面白くなさそうだからじゃないかなぁ

  • ネタとしてはおもろそう。 でもそれってガンダム版スパロボでは

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