そうじゃない人を見ないと「顔色を伺ったり発言に気をつけようとする」という親子関係が異常なことって気づかないんだよな。
学習性無力感という言葉があるけれど、自分と親との関係がまさにそれだなって思っていて、多分元増田もそれ。
子供の頃から自分が自分の考えや意見を言ったときにちゃんと聞いてもらえた試しがない。
話そうものなら全力でそれを否定し、叩き潰されるという経験をずっとしてきて、反抗すらしなくなった。
自分が全力で叩き潰してきただけなのに、親の中では「うちの子は反抗期がなかったいい子」みたいな設定になっているのが滑稽だなって思う。
そこまで潰しておきながらの自分の意見を言いなさいというダブスタも一緒についてくる。
周囲からは子供のことを考えているいい親って見えるんだろうけれど、子供にしてみれば理由のわからない息苦しさに苛まれること間違いなしだろうな。
こういう福祉に関わる人なら家族関係がうまくいっていない人なんて何人も見てきただろうに、それでいてまだ家族神話を信じているというのが残念だなって思った。