暑いって言ったって全然24度とかなんで、まだまだ甘い、ゲキアマと言っていいくらいなんだけど、月曜あたりはダウンジャケットを羽織るくらいに寒かったことを思えば、やっぱり間違いなく暑かったんだよ
そんで、夏なんて俺は嫌いだからさ、ただイヤな気持ちになって然るべきなんだ
ウゲッ!あの最悪の季節が来そうな雰囲気だ、あーヤダヤダ、ずっと冬ならいいのになあ!と、そう思うはずなんだ
でもなんか今日はさ、いつもの夏のどうでもいいシーンなんかが妙に思い出され、ちょっと恋しいようなそんな気持ちになった
たとえばカスみたいな夕立、夕立とも言えないくらいの、傘すらいらないような小雨が夕方に降って、アスファルトの匂いだけがする瞬間 本降りにはならなくて、降った雨も温まったアスファルトですぐさま蒸発してしまって、何も残らないような夕立
または、バカ暑い炎天下からコンビニなどの文化施設(コンビニは文化施設ですよね)に入った瞬間の、冷気と入店音を同時に感じる瞬間 伴って、逆に店外に出た瞬間の、冷えた身体がほんの一種麻痺していて、暑さを少し遠いもののように感じられる、あの一瞬
信じられないほどうるさい蝉の声 四方を蝉に囲まれるような場所の、こんなにうるさくしてどうするんだよってくらいの、途方に暮れて笑ってしまうような蝉時雨
最近は夕方になっても全然涼しくなくて、ただ蚊なんかの気配だけがあるよな 殴りつけるような暑さは太陽と一緒になくなってんだけど、包み込むような暑さは全然残っており、本当にクソ暑い 見た目はまったく夕方なのに暑さのほうには容赦がないから、ちょっと困惑してしまう
俺の大好きなスーパーであるスーパーセンタートライアルのアイスコーナーはなかなか充実していて、値段だってまったく悪くないから、夏になるとあそこでよくアイスを買う 道中は片道10分くらいあるから、小さなアイスひとつの冷気では夏の熱気に太刀打ちできず、家に帰る頃にはエキタイになってしまいますよねえ!というのを口実に、複数個のアイスを買い漁ったりするわけですよ
あとはそう、西陽の部屋のこと
俺の部屋は田舎の低地価を活かした3LDK、階そのものが俺の部屋なので、それぞれの方角に面した部屋がある 西に面する和室からは隔てるものの少ない某洋としたランドスケープを眺めることができ、結構いい感じなんだけどつまりそれは西陽を隔てるものも全然ないということで、夏の夕方のあの部屋は本当に信じられないくらいに暑くなる 洗濯物を干しに西陽の部屋に立ち入って、ほんの数分作業をしただけで汗が噴き出してくる 居ながらにして夏を味わうことになる
そういえば、花火!そう、あの部屋からは花火が見えるんだよな 越してきて一年目になんとなく買ったアウトドア用のチェアをベランダに出して、害虫殺害薬剤をばら撒いて、手近な飲料を手にして、座ってゆっくり花火を見る 見ようとする やっぱり蚊が気になるし、暑いし、遠くてあんまりよく見えないから、早々に退散する そこまで含めて、毎年やってるんだった
思い出すにつれて、やっぱり夏ってロクでもねえ気がしてきた 明確に「いい」思い出がねえもんな
やっぱり秋とか冬がいちばんいいんだよ結局
夏なんてダメなんだ
来るからには迎えるけどさあ!
そういえば、らき☆すたで言ってた「臭くってさぁ~」の正体は一体なんだったんだ?
出水市増田とは 「東京に住んでいない俺がどこで文化を享受しているか」の記事で1,400以上のブックマークを獲得するなどしている投稿者。 特徴的な文体を持ち、過去・現在にわたって...
どうやってここまで調べた? ウェブスクレイピングとAIによる文体判定? それともご本人の自演?
頻出語彙がいくつかあったので、それらで検索をかけたのち、目視で文体から推測しました。 そのため、抜け漏れは必ずあると思いますし、誤判定も含まれているかもしれません。
推測の根拠は? 「ありますね」とか「わけですよ」なら俺もたまに使っているが
anond:20250819200927 これとかも同じ人か
仮に全部同じ人だったらこの増田好きなので、エッセイストとして本出してほしい
執筆依頼募集 とかほざいてるdorawiiよりずっといいよな
もしこの人がハンドルネームで執筆依頼募集中とかアピり始めたらその瞬間から手のひらを反すんだろう? 所詮エッセイストは人気商売だから文章力云々じゃなくて印象次第なんだよね...