2025年現在、ストリートファイター6が盛り上がりを見せています。
大会やイベントの視聴者数、オフラインイベントの参加人数、SNSのトレンドといった数字がそれを物語っており、
2023年6月の発売以降、プロシーンやストリーマー界隈のスト6ブームが継続している状況と言えます。
スト6、とりわけプロシーンが盛り上がっている要因には、スト5から歴史を紡いできた既存チームの頑張り、
スト6が盛り上がるかわからないというリスクを承知で参入したReject・CRといった新規チームのイベント開催、
そして継続してスト6をプレイしているストリーマーたちの存在があります。
この点に異論がある人は居ないでしょう。
そんな盛り上がりが続いてるなか、発表されたZETA DIVISIONのSFL参入とスト6部門メンバーの発表。
衝撃的なニュースがFGCを駆け巡ったのは、記憶に新しいのではないでしょうか。
このニュースに対するSNS投稿を見ると、発表されたメンバーに対して「ZETA所属おめでとう」と声をかけている人々が沢山います。
ZETA DIVISIONは有力なプロ・ストリーマーを抱える、日本最大手のプロゲーミングチームであり、この点について異論や違和感はありません。
しかし、よく考えてみてください。
この2年半、日本最大手のプロゲーミングチームZETA DIVISIONは現在のスト6ブームに対して、プロシーンやストリーマー界隈で何か貢献しましたか?
ZETA DIVISIONはスト5から頑張っている既存チームでもなく、リスクを取った新規チームでもありません。
さらにRejectのRFNやCRのCRカップ、ホロライブ所属獅白ぼたんの獅白杯、
ネオポルテ所属渋谷ハルのVTuber最協決定戦といった、大規模なストリーマーイベントを開催して、FGCを盛り上げたこともありません。
そんな彼らが行ったのは、資金力で経営難のチームを買収し、他チームが育て結果を出している選手を集めただけです。
プロやストリーマーたちが盛り上げた最高のタイミングを見計らい、美味しいところだけを搔っ攫う。
ZETA DIVISIONの立ち振る舞いを見ていて、そう感じざるを得ませんでした。
今回のZETAマネー流入によって選手獲得が激化し、短期的にはプロの環境や収入が増えるかもしれません。
しかし、来年以降のSFLがどのようになるか、よく考えてみてください。
今後SFLは、前年成績が良い選手をZETAがマネーパワーで獲得していくだけのイベントになります。
そしてSFL下位チームは選手を育成し、上位チームに献上するだけの存在となるでしょう。
そんなチームを誰が応援したいですか?
長期的に見ると、下位チームは疲弊しコストが割に合わなくなりSFLから撤退、チーム数が減少してファンの熱量が低下、
結果プロシーンは盛り下がり選手たちの首を絞めることになる、そういった最悪のシナリオを憂いています。
そして美味しいところをしゃぶり尽くしたZETA DIVISIONは、新たな獲物を求めて旅立っていくことでしょう。
FGCへの貢献・リスペクトはないが、資金力のあるZETA DIVISION参入は、
例えると既存チームは織田、RejectとCRは羽柴、ZETAは徳川です。
コミュニティが育てた果実を美味しく貪る姿は、「座りしままに食うは徳川」と言えるでしょう。
FGCは徳川幕府を許すな。
何言ってんだこいつアホか