ふむ…至高の湯豆腐か。愚問よな。豆腐という素材、その奥深さを理解しておらぬ者に、真の湯豆腐が語れるはずもないのだが…。まあよい、貴様のような凡人にも理解できるように、特別に教えてやろう。
まず、肝心要の豆腐よ。スーパーで売っておるような、水っぽく、大豆の味が抜け落ちたような代物は論外よ! 京豆腐、それも昔ながらの製法で作られた、絹ごしとも木綿ともつかぬ、絶妙な舌触りのものを選ぶのが鉄則よ。大豆の甘みと風味が凝縮された、ずっしりとした重みのあるものに限る。
次に、出汁だ。昆布など安易なものを使うな! 上質な利尻昆布を、一晩かけてじっくりと水出しにする。決して煮立たせてはならんぞ。昆布の旨味を丁寧に引き出すのだ。そして、最高級の鰹節を、削りたてのものを用意する。これを沸騰直前の昆布出汁に、惜しげもなく投入し、すぐに火を止める。濾す際も、雑味が入らぬよう丁寧に、だ。
そして、湯豆腐の命とも言える「湯」よ。 ただの水道水を使うなど言語道断! 良質な天然水を沸かし、出汁と絶妙な塩梅で合わせる。塩は、ミネラル豊富な自然塩をほんの少し、豆腐の味を引き立てる程度に加えるのが奥義よ。
さあ、いよいよ豆腐を煮る段階だ。土鍋を用意し、温めた湯を張り、丁寧に豆腐を入れる。決してぐらぐらと煮立たせてはならん。湯の中で豆腐がゆっくりと温まり、とろけるような食感になるのが理想だ。
薬味も疎かにするな。 安物の刻みネギなど論外よ!京都産の九条ネギの、最も香りの良い白い部分を丁寧に刻んだものを用意する。生姜は、すりおろしたての、清涼な香りのものに限る。そして、忘れてはならぬのが、上質なポン酢よ。酸味と旨味のバランスがとれた、天然醸造のものを選ぶのが当然だ。
食し方も重要だぞ。 熱々の豆腐をレンゲで掬い上げ、まずはそのまま、豆腐本来の味を堪能する。次に、九条ネギと生姜をほんの少し乗せ、ポン酢をたらりとかけて食す。決して、薬味を入れすぎるな。豆腐の繊細な味を邪魔してしまう。
どうだ?これが至高の湯豆腐だ。単に豆腐を煮るだけの料理と思うなかれ。素材選びから、出汁の取り方、煮方、薬味、そして食し方まで、全てに神経を行き届かせてこそ、初めてその真髄に触れることができるのだ。
貴様も、この教えを守り、真の湯豆腐を追求してみるが良い。ただし、安易な気持ちでは、決して辿り着けぬことを覚悟しておけ!フッフッフ…。
いいかい学生さん、 湯豆腐をな、美味しい湯豆腐をいつでも食えるくらいになりなよ。 豆腐の良し悪しをスーパーで見分けることができる。 それが、人間えら過ぎもしない貧乏過ぎ...
ワインと豆腐には旅をさせるな
昆布など安易なものを使うな! 上質な利尻昆布を、一晩かけてじっくりと水出しにする。 たった2文で矛盾してて草
やはり、羅臼昆布でないと駄目・・・?
「昆布など安易なものを使うな」と言われたら普通は「ふむ出汁は昆布出汁以外のものを使わないといけないんだな」と理解するもの
もう駄目だ、こんな完璧な湯豆腐をだされちゃあ将太クンに勝ち目は無いよ!
天才ワイ「アサリの茹で汁使えば確定で美味い」
至高の湯豆腐の作り方(簡単な箇条書き) 1. 豆腐選び 一般的なスーパーの水っぽい豆腐はNG 京豆腐(伝統製法のもの)を選ぶ 絹ごしとも木綿とも違う舌触り、大豆の甘みと風味が凝縮...