オレオレFCはアウェーでサンフレッチェ広島に0-1で敗れて、今季初黒星を喫した。後半7分、FWジャーメイン良のシュートがDFに当たってコースが変わる不運な失点を喫すると、攻撃陣もシュート僅か6本で開幕2試合連続無得点に終わった。
優勝候補相手に厳しい現実を突きつけられた。開幕2試合連続の無得点で今季初黒星。イレブンはスタンドのサポーターに深々と頭を下げた。試合後、MF鈴木潤主将は「完敗ですね」と声を落とし、加藤宗平監督も「スコア以上の完敗。良いゲームができた、惜しかったという内容じゃない。自分達が準備してきたものを出し切れなかった」と悔しさを口にした。
1―1で引き分けた開幕・神戸戦(15日)からDF石川を今季初スタメンで起用し、広島と同じ3バックで臨んだ。序盤からボールは握ったが、効果的な攻め手がなく、FWギラン・サントス、鈴木潤が孤立。選手交代も効果はなく、シュート僅か6本に終わるなど、広島との完成度の差が如実に表れた。MF瀬尾は「距離感が遠く、修正出来なかった。もっと冷静な試合運びが必要だったと思う」と課題を口にした。
次節は26日に中3日で浦和レッズとのホーム開幕戦。3月1日の町田ゼルビア戦とホーム連戦となる。指揮官は「結果を受け止めて、浦和戦に向かう」。鈴木潤も「ホームでやり返したい」と力を込めた。