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2025-01-28

葬送のフリーレンという漫画にある誤解

主にアニメ派に多いので、まあこれは「そこまでしか見てないのなら仕方ない」と思うけど一応アニメ派にもいらぬ誤解は解いておきたいと思う。

葬送のフリーレンの作者は女性と言われることがある。

それは確かに正しいが、作画女性でありストーリー、つまり原作男性が作っている。

二人は夫婦とかではなく、アニメ化の時点で電話で話したこともなかったビジネスコンビだ。

二人ともサンデー出身で、新人ときから年齢等も計算すればわかるが公表していないので、ざっくり三十代と言っておこう。

原作アクションがないとかだめとか言われるが、これは原作ネームを描いて、作画が清書をするといった形を取っている影響が強い。ネームで小さなコマアクションが終わっているから、作画もそうなっているまでだろう。

描き方については、作画担当が授賞式に出たときにちらっと喋った話なので、そうでないとき最近はあるのかもしれない…と読んでいて思うことだ。アクションアニメの2期以降にしっかり描かれていくことになる。

これが誤解の2つめだ。「フリーレンはアクションがない」

原作最新話までいけばしょっちゅうアクションしているというイメージだ。

そもそもフリーレンの構成は独特だ。

日常回」が数話続き「大事件」が数話続く。この繰り返しだ。

日常回の中に大事件の伏線を撒き、大事件でシリーズが成立するというイメージ。近いのは名探偵コナンかもしれない。適当に読んでいるとコナン伏線回は見過ごしてしまう。実は事件自体にも伏線シリーズテーマがあるのがコナンだったりするが、同雑誌作品だと感じる。

3つめの誤解は「少女漫画ジャンルではないか

これはもう最初に書いたが、少女漫画じゃないかと思うのは絵と恋愛要素のせいだろう。

まぁそもそもだが、恋愛要素はサンデーからだろう。高橋留美子の影響は感じるし隠していないので、高橋留美子少女漫画か?みたいな議論もしなくちゃいけない。

4つめの誤解は「フリーレンの作者はなんかいろいろごちゃごちゃいらんことを言う」というイメージだ。

葬送のフリーレンという作品がでかくなりすぎた結果、謎の「作者はこう言っていた」発言が出回りだした。

しかしこの発言はほぼガセだと断言できる。

なぜなら、葬送のフリーレンの原作作画も、ほぼ喋らないからだ。

コメントすら短い。短すぎるレベルかまいたちもその素っ気なさに突っ込んだレベル原作者がフリーレンみたいなコメントをするのはわかるが、作画担当までそういうタイプなのはもう相性が良いとしか言えない。

原作者は表に出てこない。師匠によると寡黙な男だそうだ。作画担当だけ授賞式に出てくるが、こちらも声や顔出し等はしていない。腕しか見えない。

まあ作品作りが本業なので、好きにすればいいと思う。

とりあえず、連載から一気に売れた作品なので誤解も多い。今後の展開予想についてもアニメ派の「フェルンとシュタルクの子供と旅していく2章が始まっているんだろう」みたいな声はよく見る。流石にそこは否定したい。

アニメ派が思ってる方向とはおそらく全然違う展開の仕方をしてるので(それは当初原作派も感じていたこと)一度、原作のほうも確認してほしいという思いだ。

そして最新話まで追いついて、フェルンとシュタルクがまだ付き合ってもないことに愕然としてほしいのである

Permalink |記事への反応(0) | 16:26

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