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■俺以上に運のいいヤツいる？

俺の一番の長所は運の良さで、幼少期から35歳の今までずっとツイてきた。

なぜだか分からないが、本当にずーっと人生に追い風が吹いており、思い返すと不思議なほどにツイている。

俺ほどに強運が継続している人間は日本にほとんどいないと思うし、運の良さで生きてこれたので自慢したい。

長い文章だが、とにかくずーっとツイているので長くなるのは仕方がない。

幼稚園時代

• 家が斜向かいの同級生と仲良くなる。この子がちょっと秀才で、中学に上がると1日1ページ自習することを習慣にした。俺も真似して勉強が習慣になった

小学校時代

• 夏休み暇だったので宿題の風景画を細かく描き込むと市のコンテストで入選した。芸術的センスがあると思いこみ自己肯定感がアップした
• 夏休みの宿題で雰囲気で作った俳句がなにかのコンテストに入選し、文学的センスがあると思いこんだ。読書が趣味になった

中学時代

• 前述の通り友達のマネで勉強習慣がついた
• 父親がどこからかWindows 2000PCを拾ってきたがログインできないというので俺が色々調べた結果、LiveCDのLinuxを起動してLinuxからHDD上のWindowsの認証ファイルを書き換えてログイン可能にした。インターネットに書いてあることを実行しただけだが自分はすごいハッカーだと得意になった。これでパソコンへの興味を深めて後々ソフトウェア開発を職業にするきっかけとなった

高校時代

• 人生初応募の懸賞でiPodが当選した
• 1年生のときは友達がいなかったが、2年に上がると異常に明るく社交的な同級生が勝手に近づいてきて、友達になり、学校に居場所ができた
• 当時やっていたオンラインゲーム（RTS）で世界大会が開かれた。ある有力な日本人プレイヤーが親切に指導してくれて、入賞できた。なお賞金の小切手を受け取ったものの、そのゲーム会社が数年後に倒産したため、払い出せなくなった
• 部活の同級生から告られた。俺からアプローチしていないにもかかわらず魅力をわかってくれる人がいて自信がついた（断った）
• 部活の後輩から告られた。名前も知らない子だったので断った。高3の冬で進学後の関係性を見通せなかったし
• 大学入試の国語でたまたま読んだことのある文章が出題され時間を大幅に節約できた。入った大学は名門度合いでは東大京大に次ぐグループ

大学時代

• 同級生から告られた。今回は受けた。
• 単位認定が異常に甘い教授と巡り会えたので、そちらは適当にやっておき、自分の興味のある授業に集中できた。なおその甘い教授からは書籍や映画のDVDを色々借りて楽しめた
• 学費・家賃・生活費の全てを奨学金とバイトで賄っており経済的不安が絶えなかったが、バイトで廃棄の飲食物を大量に貰えて生活が助かった
• 卒業論文提出2日前にPCが起動しなくなったが、たまたまその前日に上述のiPod（高校時代の懸賞で当選!）に論文・データをバックアップしていたため大学のPCで執筆を継続できた
• 2012年就職は第2氷河期ともいわれる就職の難しい時期だったが、ある会社に引っかかった。本当は選考基準から落ちていたが、落ちた人のうち東大1名、京大1名、…という具合に大学別で敗者復活的に採用するシステムらしく、敗者復活枠への該当で採用したとのちに人事から聞かされた

社会人1～5年目

• 入った会社に残業がほとんどなくプライベートが充実する
• ソフトウェア開発を職業とする。自分が同年代の平均よりも稼いでいることに気がつく
• 近所の図書館が充実しており読書が捗る。ない書籍は別の図書館から取り寄せることもできる。東京都は素晴らしい
• 人生2回目の懸賞応募で三菱電機のディスプレイが当選する。しかも本来貰えるものよりもグレードの高い型式を貰えた。返送すべきか問い合わせると先方のミスのためそのまま受け取って良いとのことで二重にラッキー
• 株・為替に興味を持ち始めた頃にアベノミクスが始まり、年収ほどの金額を儲ける。奨学金を返済できた
• 転職した。ちょうど好景気で容易に転職できた。人口20万人ほどの地方都市。人が少なくて快適。60平米2LDKで家賃5万円

社会人6年目以降

• 他部署のカウンターパートが異常に仕事のできる人でオートマティックに成果が上がっていく。一方自部署のリーダーはあらゆるディスカッションにおいて結論をつける責任を認識しておらずグダグダ、決断する胆力がないため何も決められず、仕事でトラブルが発生すると知らんぷりして部下を矢面に立たせる最低の人間だったが。そんなリーダーの仕事を巻き取っていると徐々に評価が上がった
• 最後に、妻と出会って結婚した。これが一番の強運。妻は俺と同程度に稼いでいるし、性格・ルックスも好み。低身長のボン・キュッ・ボンで健康的、テキパキしているところが良い。顔も好みの系統。俺が家事をしていると何も言わなくても同程度に動いてくれる。ここが一番のポイントで、相手が背負っている負担を認めて自分も積極的に背負おうとする協力関係の構築に前向きな人だったことが一番の強運。結婚初期はひとの趣味にケチをつけてくるといった不愉快な部分もあったが指摘すると直してくれたし。子供を作ろうと思ったらすぐに出来たのもありがたい

夏目漱石の「坑夫」という小説に、主人公たちの腹が減ったらたまたま近くに飲食店があり「大袈裟に云えば天佑である」とコミカルに述べた部分があって妙に印象に残っているのだが、俺の人生はまさに天佑の連続なのだ。

俺以上に運のいいヤツはほとんどいないと思う。ありがとう。

Permalink |記事への反応(2) | 22:13

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