Movatterモバイル変換


[0]ホーム

URL:


はてラボはてな匿名ダイアリー
ようこそ ゲスト さんログインユーザー登録
< 【速報】暇空茜、太田... |anond:20240918133036 >

2024-09-18

IntelNUCキット(NUC6CAYS)レビュー

最近秋葉原の「UMobile Shop」で開催されたセールで購入したIntelNUCキット(NUC6CAYS)に

ついてのレビューです。

このミニPCは、その小さなボディに秘めた可能性に驚かされることばかりでした。

それでは、購入から設定、そして実際の使用感まで、詳しく見ていきましょう。

NUC6CAYSの画像https://i.imgur.com/LrfNMrA.jpeg

1. 購入経緯

2024年9月14日秋葉原の「UMobile Shop」とそのオンラインストア中古ミニPCセール

開始されました。

オンラインストアは午前0時からスタートし、私はこの機会を逃すまいと注文しました。

IntelWindows 10ミニPC中古が3,000円でセール!【IntelNUCキット】

https://daily-gadget.net/2024/09/12/post-77177/

セールの目玉商品だったIntelNUCキット(NUC6CAYS)の仕様は以下の通りでした:

 -CPU:Celeron J3455

 -メモリ: 4GB

 -ストレージ: 32GB

 -OS:Windows 10Home

 -ACアダプタ付属

 -状態: Bランク

インテル®NUC キットNUC6CAYS

https://www.intel.co.jp/content/www/jp/ja/products/sku/95078/intel-nuc-kit-nuc6cays/specifications.html

外国の人の紹介動画

https://youtu.be/Q9gM8jAOf_0?si=kr-9lrfr20P0eG-Z

残念ながらWindows11には非対応ですが、そのために価格は3,000円!でした。

2.開封と初期の印象

商品が届いてすぐに開封しました。外観は予想以上にきれいで、ミニPCとは思えないほど

頑丈そうで加工精度が高い印象を受けました。

手に取ってみると、その小さな筐体から想像できないほどの重量感があり、

Intel設計技術の高さを感じずにはいられませんでした。

3.セットアップと初期テスト

3-1.基本的セットアップ

 a. まず、HDMIケーブルモニター接続し、2.4GHz帯のワイヤレスキーボード

 (タッチパッド付き)を接続しました。

 b. 電源を入れると、問題なくモニター映像が表示され、キーボードタッチパッド

 正常に動作しました。

 c.BIOS画面はIntel独自デザインで、タッチパッドスムーズ操作できました。

3-2.Windows 10の起動

そのまま起動すると、内蔵eMMC(32GB)にインストールされていたWindows 10

立ち上がりました。起動は速く、基本的操作問題なくできました。

ただし、機能更新プログラムバージョンは相当古いものでした。

注目すべき点は、CPUファンが搭載されているにもかかわらず、とても静かだったことです。

デスクトップ環境として使用する上で、この静音性は大きなメリットだと感じました。

4.アップグレードカスタマイズ

ネットで見つけた分解写真https://i.imgur.com/BXApN8U.png

4-1.メモリ増設

まず、空きスロットに8GBのDDR3Lのメモリを追加で挿し、12GBに増設しました。

BIOS問題なく認識され、システムの応答性が向上したように感じました。

4-2.ストレージ拡張

次に、2.5インチSATASSD 1TBを増設しました。内蔵の増設スロットを利用したので、

取り付けは非常に簡単でした。

これにより、ストレージの容量が大幅に向上しました。

4-3. eMMCの無効化

搭載されていたeMMCは容量が32GBと限られていたため、BIOSから無効化することにしました。

ただし、元のWindows 10インストール保険として残しておきたかったので、

完全に消去することはしませんでした。

無効化後、NUC6CAYSを起動すると新しく増設した2.5インチSATASSDインストール

されていたWindows 10問題なく起動しました。

5.Chrome OSFlexインストール

Windows 10も快適に動作しましたが、さらに軽量なOSでの使用感を試すため、

Chrome OSFlexインストールしてみました。

 a.インストール自体スムーズ完了し、特に問題は発生しませんでした。

 b.基本的操作感は非常に快適で、サクサク動作します。

 c.YouTube FHDの60FPS動画問題なく再生でき、Wi-Fi接続も安定していました。

5-1.パフォーマンステスト

Chrome OSFlex上でいくつかのベンチマークテストを実行しました:

 a. Octane2.0ベンチマーク

 シングルスコア:約15,000 マルチスコア:約110,000

 b.WebGL Aquarium:5,000匹の魚で約35FPS

 ベンチマーク画像https://i.imgur.com/5zmXXbc.jpeg

これらの結果から、高性能とは言えないものの、日常的な使用には耐える性能を

持っていることがわかりました。

特筆すべきは、これらのテスト中もファンの音がほとんど聞こえなかったことです。

天板に直接耳を当てないと音が聞き取れないほどの静音性は驚きでした。

6.総評

IntelNUCキット(NUC6CAYS)は、その小さなボディから想像できないほどの

可能性を秘めていました。

6-1.長所

 -コンパクトながら十分な拡張

 - 驚くほどの静音

 -日常的なタスクには十分な性能

 -低価格ながら高品質な作り

6-2.短所

 -Windows11へのアップグレード不可能

 - 高負荷のタスクには向かない

6-3 今後の使用シナリオ

 - 自宅用のChromebox的な使い方

 - 軽量Linuxマシンとしての利用

 -メディアセンターPC

3,000円という破格の価格で手に入れたこマシンですが、その価値金額はるか

超えています

拡張性、静音性、そしてある程度の性能を兼ね備えたこミニPCは、様々な用途適応

できる素晴らしいマシンだと言えると感じました。

追記

Chrome OSFlex検証に続いて、Linux開発環境可能性も探ってみました。結果は予想以上に良好で、

このミニPC汎用性さらに高めるものでした。

7-1.Linux環境セットアップ

Chrome OSFlex上でLinuxBeta)を有効にし、開発環境セットアップしました。

セットアップ後の環境は以下の画像の通りです:

Linux開発環境画像https://i.imgur.com/8URQQSU.png

7-2.アプリケーションインストール動作確認

Linux環境で、以下のアプリケーションインストールし、動作確認しました:

 a.Braveブラウザー

  インストールと起動はスムーズ

  動作特に重くない印象

  日本語入力問題なく設定可能

  参考サイト:初期設定&日本語入力を使えるようにする方法ChromebookLinux

  https://catalyst-wakaba.com/linux-on-chrome-os/

b.VLCメディアプレイヤー

 インストールと起動に問題なし

 IPTVのニュース視聴でも安定した動作確認

 VLC動作画面:https://i.imgur.com/s9lwzIj.png

7-3.Linux環境総合評価

 軽量なアプリケーションであれば、Linux環境でも十分に使用可能であることが確認できました。

Permalink |記事への反応(0) | 13:37

このエントリーをはてなブックマークに追加ツイートシェア

記事への反応 -

記事への反応(ブックマークコメント)

全てのコメントを見る

人気エントリ

注目エントリ

ログインユーザー登録
ようこそ ゲスト さん
Copyright (C) 2001-2025 hatena. All Rights Reserved.

[8]ページ先頭

©2009-2025 Movatter.jp