まずはバグの原因を突き止めてそれが何故テストをすり抜けたかを調査
調べてみるとテスト中に出てくるエラーメッセージが微妙に違うけど気付かずにスルーしてしまったらしい
再発防止策としては社員のマインド醸成とか言い出しててアホかと
上流工程でもっと詳細な検討をするべきとかも言い出しててホントアホかと
報告書を上司の上司の上司まで報告し終わったらようやくバグ改修の予算が下りるらしい
そんでその予算を使って契約書作って上司の上司の上司まで承認を貰えたら修正開始
修正そのものは3行ぐらいなんだけど、もう一回テストやり直すんだって
多分だけどマインド醸成するための研修とかもやることになるんだろうね
この手の人達にアジャイルをいくら説いてもそりゃぁわからんよなぁ
要するにこの手の人達って骨の髄からミスが嫌いでこんなことになってるんだと思う
電車が遅延するとか、お釣りを2円間違えてるとか、書類の提出が1日遅れたとか
そういうのが大っ嫌いな国民性だからソフトウェアのバグも根本的に嫌いなんだと思う
「よく考えて作れば間違いは起こらないよね?」
「ちゃんとチェックしたの?」
とかそんなことばっかりやってる
とか平気で言ってくるんだもんな。どうかしてる
あと、心の底では機械を信頼していないっていうのもあると思う
コンバインで刈ったお米よりも手作業で刈ったお米の方が美味しいと思ってる
Excelが計算した数字よりも、自分で電卓叩いた方が正しいと思ってる
(電卓の中身は分かってないのだが、電卓はもはや自然の一部だと思ってる)
ちなみに本当にExcelは間違えることがあるのでタチが悪いのだけれど
そもそもExcelを使う利点は「入力すべき数字だけを入れれば、必要としている数値や情報が自動的に計算される」という点にあるんだけど
そこまでいくともう信用されない
なのでプログラミングみたいなことをやるときにも「信用できない」っていう前提で作るから
とにかく慎重に作るし、間違いが無いように丹精込めてじっくりゆっくり作る
人間が指さし確認でExcelの表を一つ一つ埋めていくし、それをダブルチェックする
誇張でもなんでもなくて、割とこういう開発は日本中で行われてる
結局彼らにアジャイルマインドを教えるのなんて天動説を信じてる人に地動説を教えるぐらい不毛な話なんだと思う。
天動説が廃れたのは、ただ天動説を信じてた人が死んでいったから、という話と同じで
この手のマインドの人達が定年して退場して頂くまでこれは続くんだろう
ただ、若手が彼らのマインドを引き継いでいる様子もあるので地獄しか待っていない気もしなくはないが・・・
ちなみにLog4jのことは昨日知ったらしくこれから対処予定らしい。
とか言ってて、よく分からない仕事をしないことにかけてはピカイチなんだな、と思う。
Permalink |記事への反応(10) | 23:24
仕様書なしで作らされてバグ報告も改善要望もバラバラの人から不定期でやってくる行き当たりばったりアジャイル開発で テストする時間もなくバグがあろうが再発防止策を考えること...
そうね嫌いすぎるね。ミスされてその責任を取るのが嫌いすぎるということでもある。
文化的に根付いている考え方を変えよう、特にピラミッドの下(組織構造の現場)からボトムアップで変えよう!って難しいよね。不可能に近い。 だからこそ、経営層にそうしたテクノ...
衰退の原因そのものだよね 海外で働いてたんだけど日本に帰ってきて日本で働いた時にそういう合理性のないやり方でお金をもらってることにもマネジメントが無能なことにも労働者が...
どの程度まで誤差やミスやずれを許容するかノウハウそのものなのに簡単な事のように語るのが違和感
契約の上でのミスなら、 欧米の方が日本以上に厳しいぞ? 日本なんか謝ったら叙情酌量で 何とかなるがあちらはかなりドライだぞ
憎悪に溢れてていいね!
でもミセスになるとムラムラするんだよな ごめん内容ちゃんと見てないわ
ちゃんと読んでるやんけ。まじめなヤンキー。 ごめん内容ちゃんと見てないわ
「WAFで防御できるので修正は不要かと思われます」 ワロタ やべえ会社だと一発でわかる
IT以外の人にわかりやすく例えると、 ボンネットに雨水が入ったら止まってしまうクルマがあることが分かって、 「うちの車種はボンネットが防水してるから大丈夫です」って言ってる...
めちゃくちゃわかりやすくて草 臭いものにとりあえずの蓋をしただけなのね
あーそうそう、そういうことw 理解がはやくて助かるわ
コストの置き場所やろ 失敗してから対処だと担当人数を減らしてその工数が増える 失敗するまえからチェックを多重にすると担当人数がふえて各工数がへる 低いコストで導入して保守...
わざわざミス隠しするのは いくらなんでもヤメロと思う