機械学科、電気学科といった学科で扱う従来の工学分野だけではなく、社会科学分野を含めた問題解決を扱おうという学科である。
もう何年も前の話である。
当時の私は日本の産業の変化から工学だけを学んでいて良いかという不安と工学を社会に応用していこうという学際的な志への興味を抱いておりこの学科を選択した。
しかし、
・船舶学科の流体力学など過去のカリキュラムが残っていて統一性がなかった。
・専門性を求めて転科したり、別の院に進学したりする学生がいる。
と不人気学科を再編成した新しい学科であることの影響を感じざるを得なかった。
カリキュラムが少ないため工学部では就職のための楽な学科扱いだったり、情報理工学系研究科には入れなかったり、キラキラネームだったりと工学部内で微妙な扱いだった。
進振りで希望通りに進学したものの期待と異なり、悩んだものだった。
ここまで否定的に述べてしまったが、当時から改善していると思うし、良いこともあった。
他の学科にはいないようなタイプの学友が持てたことも良いことだった。
今でもこの学科から優秀な研究者やエンジニアが育っていたり、起業したりするなど優秀な人材を多く輩出している。
全体的に、「そういうのは学際系の学部学科ではよくあること」って感じがするなあ ただ、楽が云々については自分の大学だと、色んな分野をやらないといけなくて大変、で就職とかに...
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