第1試合で行なわれた華名と朱里のタッグ対決は、ピエロ軍の乱入によりレフェリーが試合をストップ。試合後にピエロ軍が藤田峰雄を捕らえると、華名が「悪いけどな、コイツ連れていったるわ。オマエから切り裂いてやるからな」と藤田を拉致してしまう。再来日を果たしたシルエタは成宮とタッグを結成し、ピエロ外国人軍に快勝。試合後、本日付けでCMLLとREINAのダブル所属になったことを発表した。
第4試合はヒタナの負傷欠場により、ディアナで来日しているデミ・ベネットが緊急参戦。キャット・パワーとの大型対決で会場を沸かせるが、最後はキャット・パワーが忍をデスバレーボムのような形で叩きつけて勝利。敗れた忍に怒りをあらわにする志田は「なに負けてんの!? 今日1発目なのにさ。でも尻神様はそういう失敗も許してくださると思います。忍、あなたのお尻に対する思い、ここにいるみんながわかったと思います。幸せですか?」。忍が「お尻を出すことができて…幸せです!」と答えると、志田は「今日は負けてしまったけれども、忍は尻神教のホープです!」と期待を寄せた。
セミファイナルでは尻神教に入信した藤ヶ崎矢子が、華名の持つREINA王座に挑戦。書道家になることを宣言していた華名は、リングインすると筆を咥えて見栄を切る。粘りを見せる矢子に対し、華名は墨汁を口に含んで噴射し矢子の顔を黒く染め上げると、最後は卍固めでギブアップを奪った。ベルトやトロフィーを受け取る華名だが、またしても矢子が勝利者賞の鎌倉ハムを強奪して逃走。ショックを隠し切れない華名だが、本部席に用意されていた予備のハムを受け取り笑顔を見せた。
メインイベントのREINAタッグ選手権試合では、まず真琴&山下が華名による生歌で登場。朱里と志田はいつものように元気よくダンスで入場するが、曲の途中で朱里は鏡を、志田は神棚に目を向けるなど、2人の心がすでに違う方向を向いていることは明らか。試合が佳境を迎えたところでサンドイッチ攻撃が同士討ちになると、朱里と志田は互いを突き飛ばして仲間割れを起こしてしまう。神棚を持った矢子が試合に介入すると、志田がその神棚を手にして大きく振りかざすが、この一撃が朱里に誤爆。真琴がアラベスクで朱里から3カウントを奪うと、山下とともに喜びを爆発させた。矢子はここでも勝利者賞のハムを狙うが真琴は張り手で返り討ち。JWPのジュニア2冠を持つ山下はこれで3冠王に。REINAのベルトはシングル、タッグともにピエロ軍の物となった。