細井管長の御虫払会に
おける本心吐露は、
池田の目には
裏切りと映る。
これまで「法主」の
承認のもとに
正本堂建設を
進めてきた
彼にすれば、
今になってのこの
裏切りは許しがたい。
彼は巻き返しの機を
覗った。
当時、彼は学会の
出版妨害事件に端を
発する国会喚問に
怯えていた。そして
昭和四五年四月八日、
共産党・谷口善太郎
代議士から衆議院議長
に宛てた
「質問主意書」が
提出された。
その趣旨は、学会が
主張していた
「国立戒壇」は
憲法違反であり、かつ
宗教団体が違憲の
国立戒壇の実現を
目的として政治活動を
行うとすれば、その
活動も憲法違反では
ないか――というもの
であった。
政府はさっそく学会に
「国立戒壇」について
の照会をした。
池田はすでに数年前
に、学会の立場では
「国立戒壇」を
否定していた。しかし
この回答を政府に
提出するに当っては、
どうしてもその裏付け
として、宗門に
国立戒壇否定の
公式決定を発表させる
必要があった。ここに
池田は猛烈な圧力を
宗門に加えた。
基礎教学書 第十章 - 御遺命守護の戦い | 顕正新聞社公式サイト (kenshoshimbun.com)
誑惑の正本堂崩壊す!!(冨士大石寺顕正会) - YouTube