一応、伊豆の地域にギリギリ入るのかな。 11月 3日の祝日は、真鶴という
東伊豆のポイントに潜ります。
何でこんな時期にわざわざと思われるかもしれませんが、日本近海の場合
夏よりも冬などの寒い時期の方が 海中を漂うプランクトンの数が少ないため
透明度が高く、海の中も綺麗なのです。

天気よし!風もなし! なんという絶好のダイビング日和。
でも、数日前まで暖かかったのに・・・ 急に寒くなったなぁ、吐く息が白い。

月日 : 2009/11/3
気温 : 15度
水温 : 20度
天気 : 晴れ
透明度 : 10m
やはりこの時期、海の中の方がむしろ温かいですね。
この日、東伊豆の真鶴を訪れたのには理由があって、この時期多く見られる
"カエルアンコウ" という名前の可愛らしい小さな生き物を撮影するためです。
(可愛らしいと感じるかについては、個人差があると思いますが...)
朝 9時から 午後 3時まで潜って、何とか紅色と白色の 2種類を見つける事が
でき、非常に満足のいくダイビング内容だったのですが、ドラマがありました。
私には、海で出会いたい生き物達がいます。
ホオジロザメ、ザトウクジラ、シャチ、バンドウイルカ そして、かなり意外かも
しれませんが、子供の頃に TVで見て大きな衝撃を受けた コイツ・・・

ある意味、日本近海でしか見られない 珍しい生き物 エチゼンクラゲ です。
TVのニュースで、今年は日本海でエチゼンクラゲが大量発生しているって
言ってたけど、まさか伊豆の海に・・・ 日本列島を挟んで反対側だぞ・・・。
漁師の網にも、その日 60匹くらいかかったらしい。 もちろん漁は壊滅です。
海で出会いたい生き物ではありましたが、なんとも複雑な心境・・・。
(エチゼンクラゲの発生は環境破壊や汚染によるものと考えられています)

こんな近場で エチゼンクラゲに出会えたのは、ダイバーとして貴重な体験
で済みますが、来年以降や今後の事を考えると非常に心配です。
帰りの道中、地元の漁師さんがやってる店で海鮮丼を食べて帰宅しました。
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